タカラトミーさんに対して許せないことと賞賛と。そして仕事のこと。

お盆に会社のこと書くってどうよ?ってのもありつつ、ちょっと書いてみる。
■許せないこと
先日、
「コロコロにDRNEXの予定掲載しないなら大会の1週間前には予定上げてください」
って書きました。
柔らかい文章で書きましたが、本音はもうがっかりしすぎて言葉もないって状態でした。
先月の話。
公式サイトにDRNEXの予定が更新されたのが15日水曜夜。
見ると一番直近のDRNEXがなんと翌日木曜日!
土曜日のNEXまで中2日。予定なんて立つわけない。
なんでそんなタイミングなんだ?。
早く予定をアップすれば、お店に訪れる人が増える可能性は高まるのです。
街のおもちゃ屋さんのことを考えたら、最低でも開催日1週間前に告知しようとは考えないのでしょうか?
100年に1度の不景気と言われてるこのご時世に、よくそんな余裕ぶっこいた対応ができるもんだと呆れてました。
ただでさえネットで買い物してリアル店舗での物販が減ってる状況で、メーカーとしてそんな誠意のない対応はありえない。
TCGは、
消費者と、
小売店と、
メーカーが
三位一体で初めて成り立つと考えます。
是非ご一考いただきたい。
・・・
それとは別に...
・・・
■賞賛
ケロロさんのこのテキスト
複数のデッキが優勝できる今の環境とレアリティの高いカードの価値を落とさないように努力しているメーカーの現状に満足している。
僕もまったく同じ意見です。
こと環境に関して、最近の開発陣は賞賛に値すると考えています。
僕は自身がモノを作る仕事をしている立場から、いつも作る側の立場を考えてしまいます。
・強すぎるカードを出すと「壊れ」よばわり。
・弱すぎるエキスパンションなら「不死鳥編w」よばわり。
・売上を落とさないように。
・でも射幸心を煽りすぎないように。
・レアゲーにならないように。
・単価を上げてはいけない。
・販売間隔は延ばしてはいけない。
・小学生が楽しめるように。
・初心者もサプライズで勝てるように。
・コントロールが強すぎないように。
・長年楽しんでいるファンも満足できるように..., etc,etc...
たくさんの期待を背負いながら、調整に調整を重ねる。
そして、エキスパンションを落とさないってことは、回を追うごとにテストパターンが指数関数的に増えていくということ。
納期は変わらないのにテストパターンが増えつつ、クオリティを下げるなという地獄のような状況の中、DM開発陣はもの凄くがんばってると思うのです。素晴らしい。
(そう考えると今回の4神やケングレンオーみたいなカードがなぜ出現したか?を考えるのは非常に興味深いところです)
これからも素敵なカードの登場を期待しています。
心から応援してます。
■仕事のこと
この世に完璧な仕事などないと僕は考えています。
どんな仕事でもインネンつけようと思えばつけられるのです。世界中の人が全員好きだという音楽がこの世に存在しないのと同じです。
だからこそ、
「そりゃちょっとがんばりゃできるだろ?」
ってことと
「すげえ頑張ったとしてもそりゃ難しいよね」
ってことは区別しておきたい、理解しようとしたい。
作る側の都合など知ったこっちゃないって考えもありますが、僕はそういう考えが好きではありません。
「消費税なんかなくなった方がいいに決まってる、だから消費税なくそー!」って考えを是とするかどうか?
「そ、そりゃそうだけど、なくなった財源はどうすんの?」
「そんなの知ったことじゃないよ、それは僕らじゃなくて政治家が考えることでしょ?」
(政治的意図はまったくありません、例え話ですw)
思考を停止しないこと、思いやりを持つこと。
常に原因が何なのか、その先に何があるか、を考え続けることは、とてもとても大事なことだと思います。
そして、僕自身も(今日書いた内容も含めて)再考し続けなければならないことだと考えています。
コメントの投稿
つい最近ラジオで、ニーチェの格言っつーのを聞きました。
事実というものは存在しない。
存在するのは解釈だけである。
人間だもの。
だからこそ推敲と内省は大切だなーと。
そのへんの小難しいとこは、バスキアさんにまかせたw
オレは大阪で遊んでくる^^
事実というものは存在しない。
存在するのは解釈だけである。
人間だもの。
だからこそ推敲と内省は大切だなーと。
そのへんの小難しいとこは、バスキアさんにまかせたw
オレは大阪で遊んでくる^^
うー、心の友よー(号泣)
つーわけで切り替えていくよ、ありがとね♪